オリックス・バッファローズ

 野球、球団合併話、雑感。
 分配ドラフトが終了して、楽天にもようやく球団としての実態が備わりつつあるわけですが、楽天の選手が決まったと言うことは当然、合併球団の選手も決まったわけです。
 2球団分の戦力の上澄みをとったはずのオリックスバッファローズの陣容はというと、日刊スポーツに以下のような予想が出ていました。
 

1番 センター  村松 320(打率),6(本),51(打点)
2番 ショート  塩崎 269,9,48
3番 レフト   谷 317,15,63
4番 指名打者  外国人
5番 ライト   外国人
6番 ファースト 北川 303,20,88
7番 サード   塩谷 269,9,48
8番 キャッチャー日高 275,5,38
9番 セカンド  水口 293,6,40

◆先発投手陣
岩隈 15(勝利),301(防御率)
川越 7,417
本柳 6,561
外国人
外国人
◆中継ぎ
歌藤 560(防御率
山本  1080
萩原 700
相木 536
◆抑え
山口 380

 合併話が持ち上がった時に、2チーム分の戦力を統合すると超強力球団が出来てしまうので卑怯だ、みたいな話があったと思うのですが、実際はどうなんでしょうか。
 投手陣はかなり絶望的。特に後ろが弱いような。
 打撃陣はそこそこのもの。でも日本人で4番を打てるようなキャラがいないので外国人頼みは否めない。少なくとも、去年の近鉄以下ではないか、と。

 そう考えると、結局戦力的にはあまり底上げされていないのではないか。楽天の6位は固いにしても、5位の最有力候補かな。なんか2チームの戦力を足して、上澄みとその他にわけたはずなのに、やはり劇的に弱そうということは、オリックス近鉄のせつない状況がよくわかります。
 
 しかも岩隈以外に若手の有望株もいないので先も暗い。って、まあ新球団もそんなに長く生き残らないだろうからいいってことなのかな。