2004年Jリーグ2ndステージ第10節のアントラーズ対レッズ戦をテレビ観戦

 
 レッズは、エメルソン・田中・山田・アレックス・永井・長谷部といった、突破力と技術を持ち合わせた選手がともかく縦に来る。で、DFが寄せて出来たスペースに次の選手がまた縦に来るという感じ。縦・縦・横の明大ラグビーチックな面持ち。対するアントラーズは、鈴木にあてて深井がフォローというポストプレー中心の攻め。レッズと比べると迫力にかけるし、攻撃に関係する人数も少ない。それでもカウンターでたまに有効な攻撃をだせるのが大したもの。でも後半は完全にぼこられました。2対3と、点差は一点差だったものの、内容は完敗といっていい。
 レッズ・サポーターは今楽しいだろうな。ジュビロマリノスとは違った、荒削りな攻撃の魅力がいっぱいです。それにひきかえ、アントラーズは小笠原・中田浩二がますます実力を高めているし、鈴木もかなりいいのだけど、なかなかたたみかけるような攻撃ができないし、内田・岩政・フェルナンドあたりの個人能力や判断にも不安感が漂います。一番悪い時は脱して、若手も力をつけてきたと思うのだけど、まだ力不足なのか。10冠への道程は遠そうです。
 試合終了直後に、サポーターと選手との小競り合いがあった模様。鹿島だからしょうがないか、とも思ったけど、真っ先に衝突した選手は本田らしい。一番の重鎮が真っ先に突っ込んでどうすんねん!
 そのすぐ後に、今度はかなり強い地震アントラーズのだめさ加減をあらわしているようだ。