Jリーグ2004 2ndステージ終了

 アントラーズはどうにか最終節勝ちました。しかもファービオ・ジュニオールのゴールで!! めでたいめでたい。
 ファービオ・ジュニオールは、来期、残留するのかな。こっそり期待しています。

 さて、アントラーズの近年の順位はこんな感じ。
2002年 1st:5位 2nd:3位 
2003年 1st:8位 2nd:4位
2004年 1st:5位 2nd:4位

 完全に優勝争いの次の集団というポジションを確保してしまった感じ。なんでかなぁ。
 小笠原、中田浩二は以前以上の力をつけていると感じるだけに、彼らがしっかりしているうちにもう一度優勝ロードに戻って欲しいのですが、正直どうすればはいあがれるのかよくわからないんだよね。
 というのも、今のアントラーズの選手リストを見ても、そんなに穴っていうほどの穴はないような気がするから。
 僕の贔屓目かな? それともまんべんなく力不足ということ? もしくは他のチームが強くなったせいで相対的に弱くなった?
 
 個人的には他のチームが強くなったというか、優勝争いしているチームの作り方が変わったのではという印象が。
 横浜、浦和の自動車二強が外国人、日本人ともに積極的に補強しているのを見ると、今のJリーグは以前よりも強豪であるためのハードルが高いのかも。磐田の壊れっぷりを見ても言えることだけど、「優秀な自前選手&高い組織力」が磐田・鹿島二強時代の強さの方程式だとしたら、今年の横浜・浦和のコンセプトは「優秀な選手のかき集め&シンプルであるがちゃんと共有された戦術」なのかな、と。優秀な選手を集めてくる替わりに、多少の選手の入れ替えに対応できる程度の戦術の練り込みというべきか。

 この「Jリーグパラダイムチェンジ」妄想が正しいとすると、磐田・鹿島の復権は短期的にはないということになってしまいますね。とほほ。
 ま、多分僕の妄想は間違いで、そこそこ優秀な日本人選手がいて後は強力外国人をどれだけ持っているか、っていうのが正しいんでしょうが。
 ラモス入れて4人の外国人を有していたヴェルディが最強だったことを考えると、アレックス・トゥーリオ入れて5人の外国人を持つ浦和の強さは推して知るべしということなんでしょうね。
 なんか身も蓋もないけれども、結局外国人次第なのかな。寂しい結論になってしまった…。