堀江貴文『100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術』東洋経済新報社、2004年(ISBN:4492501312)。

 紀伊国屋で立ち読み。全く期待しないで、なにげなく手に取ったのだが、なかなかどうして、意外と面白いではないですか。
 メールの書き方(短く書け)、メールによる会議の減らし方(外に出るの無駄)、日報の書式・システム(決算やコスト計算のシステムと直結)などのライブドアを事例にした話から、堀江のメールの返し方までやたらと具体的に説明。10秒で返信できるメールはすぐ返信しろ。それ以上時間がかかるものはひととおりメールを見てから、返信せよ。フィルタリングを活用せよ。迷惑メールをはじくソフトを使う場合は必要なメールがまぎれている可能性があるのでたまにはのぞきましょう、とか。さらには、Outlook Expressでは、「Ctrl+A」で送信のショートカット、みたいなことまで書いてある(笑)。具体的すぎるだろ。
 ただ自分も無駄な会議に苦しんだりという経験もあるし、書かれていることを実践すればかなり効率化できそうだなと、かなり参考になりました。

 にしても、立ち読み15分で単行本一冊が読破できるというのは、書き方も効率的に組んでいるからなのでしょうか? 自分みたいな貧乏人からすると、15分で読める単行本は買いたくないという気持ちも出てきたりして・・・。
★★★★☆。