満州ブーム?
久しぶりに東京に出てみました。東大の総合図書館→神田の本屋というルート。
いつも神田の本屋に行くと、「今買わないと、絶版になるかも」という強迫観念にかられて、あまり必要のないような本まで買ってしまうのですが、今日もそんな感じに。朝、おろしたお金が飛ぶように消えていきました…。
三省堂の歴史コーナーをざっと見てきたのですが、満州関係の本がどっさり。今、満州ブームが来てますか? 私、アンテナの感度悪いですか?
- 「満州」における中国語教育(isbn:4760126244)
- 「満州」オーラルヒストリー―“奴隷化教育”に抗して(isbn:4774403652)
- 図説 満州帝国(isbn:4309725562)
- 満洲とは何だったのか(isbn:4894344009)
- 満洲の日本人(isbn:4642079335)
平積みになっていたものだけで、ざっとこれだけ。他にもかなりの量の本が出ています。もちろん、ごく最近の現象ではなく、満州をテーマに論文やシンポジウムなどを目にする機会も多く、注目されている分野だとは重々承知していましたが、それにしてもこんなに一度に出版されるものなのか、といぶかしがっていました。いままでやられて来なかったことの反動なのでしょうか。
などと、ぼーっと思ったのは、僕がもともと買いに来た本を気合い入れて探したのに見つけられず、疲れ切っていたからです。
というわけで結論は、本はやっぱりネットで買う方が楽でいいや。本屋は棚チェックだけで十分だぜ、ということでしょうか。とほほ。