ワールドカップ2006 アジア最終予選組み合わせ発表

 アジア、最終予選の組み合わせが発表になりましたね。日本サッカー協会のホームページ(http://www.jfa.or.jp/)によれば、以下のとおり。

◇日本の試合予定 (左側がホームチーム
 2月 9日(水) 日本          対 朝鮮民主主義人民共和国
 3月25日(金) イラン         対 日本
 3月30日(水) 日本          対 バーレーン
 6月 3日(金) バーレーン       対 日本
 6月 8日(水) 朝鮮民主主義人民共和国 対 日本
 8月17日(水) 日本          対 イラン

 気になるのは、Jリーグ開幕前・開幕直後にあたるであろう3月までに3試合も消化されるということ。去年の2月のオマーン戦・3月のシンガポール戦の体たらくを見ていると、激しく心配になります。
 去年の1〜3月はまだジーコのチームが出来ていなかったという説と、Jリーガーのコンディションがよろしくない時期であるという説と、ぱっとふたつの仮説が思いつきます。正直、サッカーを見る目が大してあるわけではないので、チームの熟成なんぞはよくわかりません。ので、後者の仮説の1〜3月のコンディション不良説を軽く検証してみようかと思います。


 というわけで、Jリーグ発足以降の日本代表月別戦績を調べてみました。ソースは日本サッカー協会のホームページです。
 上段は1992年以降の日本代表の月別戦績。下段は、ジーコの月別戦績となります。
 数値は左から、日本代表の勝利数、敗北数、引き分け数、勝率となっています。

1月 0 2 0 0%
0 0 0

2月 16 7 4 70%
3 0 0 100%

3月 10 5 2 67%
1 0 1 100%

4月 9 4 1 69%
2 1 0 67%

5月 5 5 9 50%
0 1 1 0%

6月 12 11 8 52%
2 3 2 40%

7月 11 1 3 92%
5 0 1 100%

8月 10 3 4 77%
3 1 0 75%

9月 3 4 2 43%
1 1 0 50%

10月 13 3 10 81%
2 0 2 100%

11月 4 1 3 80%
1 1 1 50%

12月 5 1 2 83%
2 0 1 100%

総計 98 47 48 68%
22 8 9 73%


 と、あらら。見事に関連性が出てきません。むしろ、5・6・9月の勝率の低さが目立つけど、それってきっとキリンカップとかで欧州・南米チームを呼んでくるからなんだろうけど。
 そう考えると、時期によるコンディションの差って、あんまり関係ないのかな。というなんとも煮え切らない結論に。
 すると、有力なのは、もう一つの仮説。「去年はジーコのチーム作りが熟成していなかった」が浮上。いや普通の考え方だけど。去年のアジアカップ優勝のチーム力で、最終予選序盤はまずまずやれると信じていい! という結論にしておきます。
 ジーコ様、よろしく〜。