喜国雅彦『本棚探偵の冒険』双葉社、2001年。本棚探偵の冒険作者: 喜国雅彦出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2001/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 57回この商品を含むブログ (35件) を見る

    喜国雅彦『本棚探偵の回想』双葉社、2004年。

本棚探偵の回想

本棚探偵の回想

 最強のルーズソックス漫画家・喜国が、気づいたら古本エッセイの本を出していました。下ネタとか全くなし。新たなメシの種、発見おめでとうございます。って、気づくのが遅いか。
 
 二冊とも、古本収集への愛に満ち満ちていている。オタク的といってしまえばそれまでなのだけど、素直に表明される愛がなんとも微笑ましいと思います。。

 正直、古本収集なる趣味には、これっぽっちも興味がわかないのだけれども。小学生の頃、自分が本好きだということで、おじさんが紀田順一郎の『魔術的な急斜面』(ISBN:4488012566)という本をくれたことがあったけど、さっぱり面白さはわからなかったような。
 中学校の時に、祖父に頼み込んで、神保町に連れて行ってもらった時も、さっぱりわからなかったなぁ、ということなどを思い出す。

 まあ、そんな生暖かい記憶を喚起していただきました。暖かい日の昼下がりにでも、読みたい本ですね。

★★★★☆。