三条陸、稲田浩司『冒険王ビィト 9』集英社、2005年。冒険王ビィト 9 (ジャンプコミックス)作者: 稲田浩司,三条陸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/04/04メディア: コミック クリック: 10回この商品を含むブログ (28件) を見る

 三つ子の魂、百までも…。

 というわけで、ジャンプ漫画にすっかり洗脳されてしまい、逃れられない私です。
 で、数あるジャンプ漫画の中でも、パロディかと思わせるほどにジャンプの王道を突き進み、もっともジャンプ濃度が高かった(?)気もするのが、『ダイの大冒険』なわけです。

 その『ダイ大』の原作・作画コンビが書いてこっそりヒットしているのが、『冒険王ビィト』。ジャンプ漫画のコラージュ的作品だった『ダイの大冒険』のセルフパロディみたいなノリもありつつ(ってひどい言いようですが)、なんだかんだいって体が反応してしまう。楽しすぎるっ!

 『ファーストフードが世界を食いつくす』(ISBN:479421071X)に、子供のころに自社の味にならしておけば、大人になっても「食べたくなるなる」とばかりに作られた機制が発動するのだ、という話がありまして、
 ジャンプ漫画も一緒ですね。体、ならされていますね。一生、搾取されるのでしょうか。

 まあ、楽しいからいっか。

★★★★☆。