2030年。第三次世界大戦後の日本=優生学的選別によるディストピアを舞台とした漫画。
セックス&ヴァイオレンスがてんこ盛りで、2030年を生き抜く狂四郎だけではなく、世紀転換期を生き抜く徳弘正也も大変だったのだと目頭が熱くなります(ただせいいっぱいやらしく描いているであろうエロ・シーンが何故あまりイヤらしくないのだろうか)。
20巻の間に、魂熱くするエピソードがいっぱい。テンション落とさずにラストまで突き進んでいる!
時代にあったテーマと、徳弘正也の魂のスパークが、うまく融合できたと言えるのでは。彼の作品の中では、一番面白かった!
★★★★☆。